【広告・制作担当者向け】外国人モデル撮影のディレクションとは?

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モデルを起用した撮影が思い描いたとおりのビジュアルに仕上がるかどうかは、ディレクションの良し悪しによって大きく左右されます。

撮影を指揮する立場の方はもちろん、広告主としてイメージを伝える立場の方にとっても、ディレクションの基本を理解しておくことは成功への第一歩です。この記事では、モデル撮影のディレクションの考え方と、はじめて外国人モデルの撮影に臨む方が押さえておきたいポイントを解説します。

モデル撮影における「ディレクション」とは

ディレクションの基本的な役割

撮影現場でのディレクションとは、広告やコンテンツの目的を実現するために、モデル・カメラマン・スタイリスト・ヘアメイクなど全スタッフへの指示出し全般を指します。

具体的には以下のような業務が挙げられます。

  • モデルにポーズや表情を指示する
  • 撮影の構図やライティングをカメラマンと相談する
  • 衣装やヘアメイクのトーンをスタイリストやヘアメイクと共有する

上記の他にも、現場のすべての行動を、広告の目的達成のために判断・決定するのがディレクターの役割です。「ディレクター」と名がついた専任スタッフが担当する場合もあれば、広告主側のディレクターや制作会社のプロデューサーが兼任するケースもあります。

ディレクションの良し悪しが撮影結果を左右する

同じモデル・スタジオ・衣装でも、ディレクションによって撮影結果は大きく変わります。

ディレクションが曖昧だと、モデルもカメラマンも「とりあえず撮る」モードになりやすく、結果として「素材としては使えるが、広告メッセージが伝わらない写真」になってしまうことも。

逆に、目的やイメージが明確に共有されていれば、現場でのコミュニケーションがスムーズになり、撮影時間も短縮され、納品物のクオリティも上がります。

撮影前にやっておくべき4つの準備

① 撮影の目的とゴールを言語化する

最初に整理すべきは「この撮影で何を達成したいか」です。商品の認知度を上げたいのか、ブランドの世界観を伝えたいのか、購買アクションを促したいのか——目的によって、求められるビジュアルは大きく異なります。

例えば「ブランドの世界観を伝える」が目的なら、商品単体よりもライフスタイル全体を描く構成にすべきです。反対に「購買アクションを促す」なら、商品の魅力が明確に伝わる構図とモデルの表情が最優先です。

② 参考画像(ムードボード)の準備

イメージを言葉だけで伝えるのは難しいため、参考になる画像を複数集めた「ムードボード」を用意するのが定番の手法です。雑誌の切り抜き、ECサイトのスクリーンショット、Pinterestのボードなど、形式は問いません。「こういう雰囲気」「この色合い」「このポージング」などを撮影スタッフやモデルと視覚的に共有することで、現場でのアウトプットのズレを防げます。

③ モデルの選定とコンポジット確認

ブランドイメージに合うモデルを選ぶことも、広い意味でディレクションの一部です。モデルの雰囲気が広告の方向性と合っていれば、現場での指示出しは最小限で済みます。事務所から送られてくるコンポジット(プロフィールシート)で、過去の出演実績や得意な雰囲気を事前に確認しておきましょう。

モデルを選ぶ際のポイントについては、関連記事の外国人モデルとは?種類・起用メリット・選び方まで丸ごと解説広告に外国人モデルを起用するメリットと業界別事例もご覧ください。

④ カット割り・絵コンテの作成

撮影までに、全部でおよそ何カットの写真が必要か、それぞれのカットでどんな構図・表情・ポーズを撮るのかをリストアップしておきます。簡単な絵コンテ(手書きでも可)を用意すると、現場でのスムーズな進行に役立ちます。

現場でのディレクションとモデルへの指示出しのコツ

① 「何を伝えたいか」を共有する

撮影当日、モデルに最初に伝えるべきは「この広告の目的」です。商品の特徴、ターゲット層、伝えたいメッセージを共有することで、モデル自身がイメージを膨らませて自然な表情やポーズを引き出してくれます。

② 「ポーズ」より「シチュエーション」で伝える

「右手を上げて」「目線をこっちに」といった機械的な指示よりも、「友達と会うのを待っているような感じで」「いいものを見つけて少し驚いた表情で」など、シチュエーションを伝える方がモデルの自然な動きを引き出しやすくなります。プロのモデルはシチュエーションを与えられると、自分でポーズや表情のバリエーションを作れます。

③ 良いところを具体的に褒める

撮影中の「いいですね!」だけでなく、「今の表情、目元が優しくて素敵です」「肩の角度がきれいです」など、具体的にどこが良かったかを伝えると、モデルは何を再現すればいいかが分かり、撮影の質が安定します。

④ NGも明確に伝える

「これは違う」「もう少し別の方向で」と感じたら、遠慮せず明確に伝えることも重要です。曖昧なまま撮影を続けると、後で素材選定が難しくなります。「もう少し落ち着いた表情で」「目線を商品の方に」など、具体的な指示で軌道修正しましょう。

⑤ 外国人モデルへのディレクションは特に丁寧に

外国人モデルの場合、文化的背景の違いから、日本特有の「曖昧な表現」が伝わりにくいことがあります。「いい感じで」「自然に」といった抽象的な指示よりも、具体的な動作やシチュエーションを伝える方が伝わりやすくなります。バイリンガル対応の事務所であれば、マネージャーが間に入ってニュアンスを翻訳してくれるため、スムーズな進行が可能です。

ディレクションの質を上げる、カメラマンとの連携

カメラマンとイメージを共有する

撮影現場の主役はモデルですが、構図や光をコントロールするのはカメラマンです。事前にムードボードや絵コンテを共有しておくことで、カメラマンも準備が整い撮影当日の判断スピードが上がります。

「広告の目的」を全員に共有する

ディレクターだけが目的を把握していて、モデルやカメラマンが知らない状態は最悪です。撮影開始前に5分でも時間を取って、目的・ターゲット・伝えたいメッセージを全員に共有しておきましょう。

撮影中の確認を怠らない

カメラの背面モニターを定期的にチェックし、想定通りに撮れているかを確認します。「想像と違う」と気づくのが早ければ早いほど、リカバリーがしやすくなります。

撮影後の選定とフィードバックのポイント

素材選定の基準を明確に

撮影後、納品される写真は数百カット以上になることもあります。事前に「主役のメインビジュアル用」「サブビジュアル用」「素材ストック用」など、用途別に選定基準を整理しておくと、効率的にセレクトできます。

次回への振り返り

撮影後の振り返りも、ディレクション力を高めるために重要です。「思ったとおりに撮れた点」「うまくいかなかった点」「次回改善したい点」をメモしておくと、次の撮影に活かせます。

モデル撮影のディレクションに自信がない方も、リリアナにご相談ください

モデル撮影のディレクションは、事前準備で大半が決まります。

  • ディレクションの良し悪しが撮影結果を大きく左右する
  • 撮影前の「目的の言語化」「ムードボード」「カット割り」が成功のカギ
  • 現場ではポーズより「シチュエーション」で伝える、具体的に褒める、NGも明確に伝える
  • 外国人モデルへのディレクションは、抽象的な表現を避け具体的に

リリアナは、欧米系・韓国系など約200名のモデルが在籍する、外国人モデルに強いモデル事務所です。

お問い合わせには日本人スタッフが完全対応いたします。 案件の目的や予算に合わせて、最適なモデルの選定から手配・コミュニケーションや通訳、現場への同行からギャラの支払いまですべてリリアナがサポートいたしますので、初めての依頼でもご安心ください。

撮影当日にはマネージャーが現場に同行し、ディレクションのサポートや外国人モデルとの通訳も対応可能です。

「外国人モデル相手のディレクションに不安がある」「初めての外国人モデル撮影でうまく進められるか心配」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

 

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